TPIE受講による効果 – パッケージ旅行から一人旅への変更
「あのバカ高いぼったくりセミナー」と思いながらも気になる存在。それがTPIE。
私はTPIEを受けて、今まさに自分のゴールへ向かっている人間ですので、かなり贔屓してしまうかと思いますがここで現状をまとめてみたいと思います。TPIEを受ける前と後を比喩表現すると・・・「国内パッケージ旅行と海外一人旅の違い」です。
「近くて安全」か「遠くてワクワク」か
国内パッケージ旅行なら、ガイドもいるし、言葉も通じるし、安全安心。でも刺激は少なく、飽きることもあるかもしれません。
海外一人旅は、誰も助けてくれない、言葉も通じない、危険で遠い道のりです。ですが、一瞬一瞬が新鮮です。ワクワクします。TPIE開発者の中心人物、ルータイスも、人生のチャレンジを「冒険です!」と強く表現しています。
私はワクワクしながら生きていたいので、変化を選びました。ワクワク生きて、たくさんの経験をして、いつか年をとったとき今までの道のりに目を細めながら、充実感に浸りたいのです。ですから、「遠くてワクワク」の海外一人旅型の人生を選ぶことにしました。もちろん、この旅路は一人ではなく、複数の仲間と共に作り上げるものではありますが。
TPIEによる変化と効果
私の中で最も大きく変わったのは、苫米地先生の言葉をお借りすると「抽象度」が上がり、チャレンジに向けてのモチベーションが格段に上がったことだと思います。
私の例でお話します。私はホームページ制作やパンフレット・チラシなどの制作に携わる人間です。依頼を受けて納品すれば、当たり前ですがお金がもらえます。それで、正直食って行くこと自体には不安は感じませんでした。
ところが、それだけで人生がまるっぽ、満足できそうかというと、そうでもなかったわけです。もっと大きく、深く、人の役に立つ事がしたい。けど、正直貧乏もいやなので、ボランティアだけで人の役に立とうとも思いません。(ただし、ボランティアも大事です)
となると、経済的に精神的にも、自分と他人が同時に幸せになることを考えないといけなくなりました。ハードルは高いです。
いわゆる「制作会社」として技術を磨いて行けば、それなりに食って行くことはできると思います。しかし、「現状維持では後退するばかりである」という名言もありますし、何よりそれで自分はワクワクできるのか?ということです。ここで、自分の視点の高さがワンランク、ツーランクほど上がりました。そうなったとき、「自分は制作会社の人間、という位置づけではだめだ」と感じました。抽象的だけど、視野の広い目的を持つべきだと。
ですので、今の私の感覚では「自分はホームページ制作をしている人間です」と言えなくなりました。私にとっての制作作業は、活動の中の一つのツール(道具)にすぎません。それを通じて、何を成し遂げようとしているのかが重要です。この視点の高さ、見ている範囲の広さのことを抽象度と呼んでいます。抽象度が高いほど、広い範囲を見渡し、高い目標に向かうと言えます。
どこまでの範囲の人たちに貢献するのか
申し訳ありませんがTPIEのルールで、自分のゴールは人に話さないことになっていますので(信頼できる人を除いて)、不特定多数の方がご覧になるこのブログで、自分のゴールは明かせません。
ですが、間違いなく変わりつつあるのは、以下の部分です。
- 以前はホームページをいかにカッコよく、かつ分かりやすく作るかという技術が課題だった
- 抽象度が上がり、ホームページはお客様の目的達成ツールであると分かった
- さらに抽象度があがり、お客様をプロデュースすることが地域の発展につながると分かった
・・・さらに、その向こう側に、私がTPIEで設定した「人生のゴール」があります。
ただし、ゴールは変わるかもしれません。変わってもいいのです。いかにwant to(したいこと)で成長するか、それが重要です。
そして、自分を中心に、どれだけの範囲の人たちに貢献したいと思い描くのか?このゴール設定で行動は大きく変わることを知ったわけです。
具体的に変わったこと
上記のお話は、抽象度というくらいで、実際に掴みにくいと思います。ですので、もうちょっと細かい例を挙げてみます。
- 本を読む量が格段に増えた
…ゴールを達成するためには知識やメソッドが足りないと無意識が感じているのだと思います。 - 経営理念を成文化
…これは以前から気になっていましたが、意味も無く自分にはまだ早いのでは?と思っていました。ですが、ゴールありきの考え方を学び、経営理念がいかに大切かを思い知りました。ただし、形だけ文章化しても意味はないと思います。その理念を掲げるのは、人生を賭すのに等しい気がします。 - 出会う人、会いたい人が変わった
…より自分のゴールを達成するためのヒントをくれそうな人に無意識に近づいています。ただし、以前のつきあいをないがしろにするという意味ではありません。 - 質問の内容が変わった
…ホームページなどの制作では、どんな情報を掲載しないといけないかは決める必要があります。ですが、その前にお客様がどういうビジョンを描いているか?を深く把握してから、細かいオペレーションの話を決めるべきです。これは以前からそうでしたが、よりコンセプトを深く掘り下げるよう、質問を投げかけるようになりました。これは、本人でさえ気づいていない情報を引き出すための質問です。 - 数ヶ月でも自分が成長しているのがハッキリ分かる
…これは何よりのモチベーションになっています。3ヶ月前と今でも、かなり新しい発見とひらめきがあるので、この数ヶ月でも「自分は成長している」という実感があります。今日はついに、「コレだ!」と思える新しいサービスを思いつきました。
TPIE流に言うと、人間は「自分がイメージした通りの行動」をとります。つまり、自分は制作の人間だと思っていれば、制作に関する事ばかり思いつきます。
もう少し視点を上げて、お客様をプロデュースすることが自分の仕事だと思っていれば、それに関することを思いつきます。すごくシンプルですが、なりたい自分像がどんなものかで根本的に違ってくるのです。その点に関しては間違いない、と言える実感があります。そして、そのイメージは鮮明でないといけません。TPIEはそのメソッドを科学的にまとめたプログラムです。
もちろん、この先のことは全然、どうなるか分かりませんが、より生きている実感が強まってきているのは感じています。