
宿泊業・旅館 昨対予約数3倍のカニ宿泊プラン・ランディングページ制作
日本酒ソムリエがいる宿として、今なお人気上昇中の天橋立 酒鮮の宿まるやす様の、カニ宿泊プランのランディングページ、およびCMS(コンテンツマネジメントシステム)をWordpressに移行するシステム面のリニューアル案件です。
かにプランのランディングページの案件をいただき、USPマーケティング®を取り入れた結果、ネット経由の昨対予約数が3倍を実現しました。
10年がかりで発見した食べ方
酒鮮の宿まるやすを営む古田氏は、日本有数の日本酒ソムリエでもある人物です。私は古田氏から「カニ宿泊プラン」の販促の依頼を受けました。
古田氏からは「新鮮なブランドがにであることを全面に押し出したい」と依頼を受けていたのですが、私はさらに他店との差別化を図るため、独自のウリ=USPを探るヒアリングを行いました。すると古田氏がぽろっとおっしゃったのです。「カニの食べ方を、かれこれ10年くらい研究してるんやけど」…私はそれを聞いた瞬間、食べ方を10年間研究してるって、結構すごいことではないか?と考えたのです。
実際、まるやす様でのカニの食べ方は全部で7種類あり、食べ方1つ1つに徹底的に工夫が施されています。また、店主自ら、カニを食べやすい形にさばいてくれるので、お客様は手を汚すことなく、会話を楽しみながらカニを味わうことができるようになっています。このことを強く打ち出している宿は他には見受けられず、有効なUSPになる、と私は考えました。
結果として、このUSPをランディングページの形にしてまるやす様のサイトに公開。そこから2ヶ月程度で昨対3倍のネット予約を得ることにつながったのです。サービス内容は全く変わっていません。変わったのは「伝え方」だけなのです。
うわべだけの文言じゃない!
10年がかりで発見した「最高のカニの食べ方」をプロデュースする。このキャッチコピーは多くのお客様を動かしましたが、これは単に運良く当たったのではありません。重要なのは、古田氏が培ってきた「実践力」があってこそのコピーだということです。
そしてこの実践力は、彼が日本酒ソムリエとしての食とお酒の研究を続けてきたからこそ、培われた能力でした。ソムリエの真価は机上の空論ではなく、自分の舌で確かめるプロだということです。
うわべだけじゃない、実際に培ってきた実践力と、適切な魅せ方=キャッチコピーが組み合わさり、具体的な数字となって表れた一例です。