アイデンティティワード③ USP  |京都・アイデンティティブランディング

御社のサードブレイン 第3の脳

©2020 All rights reserved.

アイデンティティワード③ USP

USPとは「独自のウリ」です。
USPを定義したのは、数々の歴史に残る広告キャンペーンを成功させたアメリカ広告の巨匠ロッサー・リーブス。
USPマーケティング®の専門書を日本で最初に出されたのが経営コンサルタントの加藤洋一氏です。

加藤氏は数々の経験の中で、USPとは何か?を導き出した結果、「独自のウリ」という表現が最も端的で適切だと発見しました。

独自のウリ・・・シンプルな表現ですが、もう少し細分化してみましょう。

  • 独自であること
  • ウリがあること

この2つを兼ね備えているということです。

独自=唯一性=他にはない

似たようなものが他にあってはいけないことになります。

「他人と違って、自分はこういうものを持っている」
「他社と違って、自社はこういうものを持っている」

正直、これを見つけ出すのは容易ではないでしょう。たいていの場合、似たようなサービスはどこかに存在します。
ですが、「きっと他にもあるから、ウチ独自のものなんてありえないだろう」というマインドでいるかぎり、その唯一性が見えることはありません。
人の脳は、自分が信じているものしか見ないようにできているからです。

自分、自社独自の要素は必ずある。そう信じながら、適切なノウハウでその唯一性を探し出す必要があります。

ウリ=誰かにとっての価値

ウリというのは、価値そのものです。
「強み」とほぼ同じと思ってかまいませんが、「価値」と言い表すほうが適切です。
なぜなら、価値というものは、受け取る人が決めるものだからです。
自分、自社はここが強い、と思っていても、それは誰かにとっての価値ではないこともあります。
逆に言うと、全く気に求めていなかったような事柄が、実は相当高い価値を秘めていることも多々あります。

すべての人は、その大部分を無意識で行動しています。
無意識である以上、意識的に「これが自分の価値だ」と感じているケースは少ないでしょう。
実は、自分たちの無意識にやっていることの中に、最大の価値が眠っていることも多いのです。むしろ、価値を掘り起こすとしたら、「今自分たちが気付いていない部分にある」と考えるほうが自然です。

ですから、ここでいう「ウリ」とは、自分たちがウリと思っている部分ではなく、受け取る側が価値に感じている部分だということが重要なポイントです。
もちろん、自分と他人の認識が一致しているのが最高に良いですし、それを目指すのがブランディングです。

自分のアイデンティティ(自分らしさ、自社らしさ)を一言で表したものがアイデンティティワードですが、このワードが、USPを捉えているとブランディングはさらに加速します。

つまり、そのたった一言が、その人の価値を言い表しているということです。

「他と違って、ここがいい」それは、自分で考えていても、ほとんどの場合、わかりません。残念ながら。
信頼できる人とパートナーシップを組み、お互いに「独自のウリ」を引き出し合うことができれば、最高に良いですね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

世界へと動き始めた丹後のシルクを伝えるウェブサイト

300年続く高級絹織物「丹後ちりめん」がさらに進化し、パリコレでのシルク生地採用等、丹後のシルク織物として世界へと動き始めています。 従来…

新時代のコンセプト車を告知するハガキDM

日産野田川販売株式会社様の新車告知用、ハガキDMです。 7月に日産から発売された新車「KICKS」は、もともと海外で発売されていたモデ…

食のコンセプトを強化したホテルのチラシ

プラザホテル吉翠苑様の折込チラシです。 コロナの影響で2ヶ月の休業を余儀なくされましたが、その期間に自分たちの事業のあり方を再度見つめ…

新工業&ランドマーク建設に向けたブランド開発

鋳物製造を行うシオノ鋳工様が、新たに鋳物製造後の加工を行う新工場を建設される計画が進行中。新工場敷地内には、オリジナル商品開発や体験工房とな…

合併してさらにパワーアップした農業法人のロゴ制作

与謝野町の農業法人、株式会社AGRIST様のロゴ制作です。農業者としてはかなり若手、しかし地域トップクラスの出荷実績を持つ二人がタッグを組み…

ページ上部へ戻る