ブランディング=経営者の3歳以降の経験・価値観を掘り下げる
ブランディングとは情報の整理と洗練、そして一貫性そのもので
一貫性というのは、一朝一夕で創れるものではありません。
です
そのたった1つのキーワードのことを、「アイデンティティワード」と呼んでいます。
それはどうやって導かれるのでしょうか?
経営者自身の幼少期
なぜそんなことを?と思われるかもしれませんが、これこそ比較
過去に影響を受けた事柄をエネルギーにする
ここで、まずは私、大江の「アイデンティティワード」を事例としてご紹
私のアイデンティティワードは、「アイデンティティ
私は現在でもアトピー性皮膚炎です。
現在ではそれほどひどくは
アト
私は、こういったことを全面的にポジティブに捉えるつもりはあ
今でもアトピーという体質は不便です。
でも、その一方
それ
30歳くらいまでは、そ
その発見が今、「ブランデ
で
無意識ににじみ出ているものを増幅させる
私は「自分は人とは違う」ということに、長年悩み続けていました。
「この人は僕のことをどう思っているんだろう」と常々気にしながら。非常にネガティブな感情です。
ところが、です。その一方で、人の心の動きを察知することがくせになり、やがて、「心を感じ取る」という感性に結びつくことになりました。
一見ネガティブな感情も、視点を変えれば自分の素養を育てるのに一役買っているのです。
私は無意識のうちに感性を使う仕事に就きました。広告制作の業界です。
私はこれまで8年間、商業デザインのクリエーターとして働いてきました。その間、私の営業スタイルとして、クライアントの心、思いに寄り添い、一緒に悩む、ということを繰り返してきました。苦楽と共にする感覚です。
それもこれも、自分の体質からくる「人から見られている感覚」によって育まれた素養です。
いかに経営者や起業家、ビジネスパーソンといえど、心の奥底では何かひっかかるものを持っているのではないでしょうか?
それを自分なりに整理すると、驚いたことに、無意識のうちに自分の能力の根源と成っていることが多々あります。
そして、その無意識が、自分の価値観、世界観を、自分でも気づかないうちに形成しています。
ブランディングとは、この「無意識ににじみ出ている価値観、世界観」をさらに増幅し、市場にとって価値あるものに磨いていく作業です。
ロゴマーク制作やイメージカラーの選定など、形の部分は2の次。
それは重要ですが、目に見えない部分を基点に置き、その上で形をどのように表現するかを一貫性をもって展開していくのがブランディングです。