
地域ブランド産品ポスター
日本でここだけの ほの甘 本格ちらしずし「丹後ばらずし」のリブランディングポスター制作案件です。
丹後ばらずしは、丹後人にとっては家庭料理。お祝いごとのあるハレの日には必ず食卓に並んだふるさとの味です。そういった、自分たちのソウルフードをポスターで広報するというのは、私達にとって大きな意味があります。
今回弊社は、当方からの提案により、以下を手がけました。
- 丹後ばらずしのブランディング企画
- キャッチコピーの制作*1
- ロゴタイプの制作
- タグラインの制作
- ボディーコピーの制作
- ブランドイメージの企画、ビジュアルイメージ提案、写真撮影
従来、「素朴」のイメージが強かった丹後ばらずしですが、近年、職人さんの手によって洗練されたことで、家庭料理の域にとどまらない深みのある味に仕上がっています。
私達はこのことを「本物感」「プロ感」と感じ、京都丹後へ全国から多くの方に来ていただきたいという思いを込め、品質と世界観を重視したデザインを提案させていただきました。
以下は、弊社にて編集した、ポスター内のボディコピーです。
「もっと早くに食べてみるべきだった、と後悔しています」…丹後ばらずしに、なぜこのようなお言葉をいただけるのでしょう?それは、楽しい見映えと味の奥深さを両立したお寿司だからです。一番の特徴である「鯖のおぼろ」をはじめ、数種類ある具材の1つ1つを別々に仕込み上げ、それを1つに統合する。可愛らしく綺麗な色合いと、深い旨みの満足感は、手間暇と文化の掛けあわせによって生まれてきました。全国の方に愛される伝承の味を、京都・丹後にてぜひご賞味ください。
*1 メインのキャッチコピーは、USPマーケティング®の第一人者である加藤洋一氏によるものです。
コア
丹後(京都府北部)でハレの日に食べる郷土食。「特別な日」に食べるもの。
ビジョン・ミッション
丹後に来たら、これを食べないと帰れない!特別な名物として認知されること。丹後に多くの方に足を運んでいただくこと。
ブランドアイデンティティ
特別感から派生した本物感、プロ感。味わい深さ。
顧客ベネフィット
丹後の旅の記念になる。1つ1つの素材を別々に仕込んだ複雑性が絡み合った、深みのある味わいを楽しめる。
USP
丹後ファンは、ほとんどの人がこれを食べている。
デザインコンセプト
本物感と味わい深さ。背景に歴史を感じさせること。家庭料理から始まった温かみを損なわないこと。