
杉で包む珍しい寿し ランディングページ制作
日本屈指の林業地である京都・京北地区でとられた「杉」で「鯖寿司」を包む、という非常に珍しい寿し「杉鮓(すぎずし)」の商品紹介・販売用ランディングページ制作です。
本案件では専門家派遣制度を利用され、複数回のコンサルティングを経て制作にあたりました。この商品は、新しい切り口のコンセプトであることから、ブランドアイデンティティ(この商品は、何なのか)をどう定義するかが難しい点でした。なぜなら、新しいもの=認知されていないものであるため、認知されていないものを小規模事業所が広めていくのは非常に難しいためです。
原理は押し寿しであるため、柿の葉寿司のカテゴリとして見せていくか、それとも鯖寿司として見せていくのか。最終的には「鯖寿司」のカテゴリで訴求していくこととしましたが、一般的な鯖寿司と比べると、鯖の厚みが薄いため、「厚みのある鯖の寿しが食べたい」という人が購入してしまうと顧客満足度が下がることが懸念されました。
このため、写真を多用し、今までの鯖寿司とは違うことをしっかり伝えていくこと。
それに加え、タグライン(商品の特徴を一言で伝えるもの)として「日本唯一、杉で包む鯖寿し」と定義し、価値を伝えつつも、「他の商品とは違う」という点を訴求することとしました。
杉の香りと共に味わう、京都らしい上品な旨味の鯖寿司は、これまでにない新しい感覚を楽しんでいただけることと思います。