手つかずの自然と、里山の暮らしに触れる滞在。

１食の食事、１つのモノづくりに手間をかけることが贅沢となった現代。昔、里山で普通に営まれていたことが、今では希少な体験となりました。日々の喧騒やアレルギーなどとは無縁だった、里山での食と暮らしを体験してもらうことが目的です。実際に、ごはんをかまどで炊く体験や、棚田キャンプなど、手間暇をかけることが逆に贅沢になるような、そんな時間が提供されています。

大人時間を伝えるためのビジュアル

与謝野町は観光地ではないため、ファミリーが気軽に寄り道して、１時間程度体験して帰るといったようなパッケージ商品はほとんどありません。逆に、観光地特有のガヤガヤとした印象が全くないため、日々の忙しさを忘れて、じっくり自然の中に浸ることが可能です。そんな体験は、家族連れだけでなく、大人にこそ共感が得られると考えました。このため、大人の女性をモデルに起用し、深い体験にフォーカスしながらも親しみやすさを重視したデザインを目指しています。

また、今後の与謝野の農泊体験を総合的に捉えてブランディングするため、ネーミングとして「与謝野里山ツーリズム」を提案し、ロゴ制作も合わせて行いました。