中小企業は、本当に面白い!それは社長やリーダー陣の生き方・考え方がダイレクトに反映でき、個人の自己実現につながるからだという実感があります。
「差別化」という言葉がありますが、これは主に、他社との比較で戦略を立てるもの。しかし、そもそも他社と御社は、根本が違うのです。本質的な部分は、比較などできない。だから他社を基準にせず、自分たちの想いを貫き、成幸するほうがより充実感や達成感が得られると考えます。実際、想いが反映されない会社なんて全然面白くないのではないでしょうか?
しかし、想いを貫けば、採用や仕事の受注がうまくいくか…?というと、そう簡単ではないのも現実。ではどうすればいいか…?想いを貫き、成果を上げる、突破口を見つける。そのために自社を深堀りする。これが、自己実現と社会貢献を両立でき、結果的に差別化につながる企業ホームページの法則だと確信しています。
ここでは、社長の強い想いに叶うホームページ制作の重要なポイントをお伝えいたします。
私はインターネットホームページの黎明期、Netscape2.0の時代からホームページ制作を始めたのですが、27年前と比べると、ホームページ関連の技術は激変しています。しかし「情報発信の本質」は全く変わっておらず、昔も今も「その情報は、人の役に立つか?」という観点が最も重要です。
これに加えて重視したいのは「働く人の自己実現」です。自己実現と自社ホームページは実は密接に関連しており、現に弊社のお客様は、ホームページ制作を通じて自分の信念を固め、人生の軸を確立されています。
自己実現でき、社会の役に立つ。それが幸福感となり、利益にもつながる。経営にこれ以上の目的は無いと思っています。
ホームページ制作を外注すると、一定のコストがかかります。問題は、コストと「求める成果」が正比例しないことがある、という点です。コスパが良いとは、単に安いという意味ではなく、かけたコスト以上のリターンがあること、と言えると思います。
上記を前提に、以下では「結果が出てコスパも良い、自己実現型ホームページ」のポイントをまとめさせていただきました。
ホームページ制作に限らずですが、社長が多くの人の意見や考えを聞く中で、迷ってしまうことも少なくないと感じています。意見を言う人の多くは、御社のことをほとんど知りません。そして社長と、意見を言うその人は全然違う人間です。見てきた景色、経験、出会った人。すべて違う。根本の人間性が違う以上、「うまくいく道筋が違う」ほうが自然です。
ですのでまず、社長の経営思想の中で、絶対に譲れない価値観は何なのかを深堀りする。その価値観を基準に、ホームページを制作することが大切だと考えています。そうすることで、採用面においては価値観が近い人が採用でき、離職が減る。事業面においては御社への信頼感やブランディングにつながる。そして何より、社長に迷いが無くなる。これらの根本につながっていきます。
上記の例は不動産開発・管理事業などのグループを統括する会社のホームページ事例です。社長の価値観を掘り下げ、集約させていただいた結果、「場の再生」という考え方に到達しました。不動産とはは単に建物を新しく建てる・リノベするのではなく、その場所にふさわしい場の力を引き出し、「まちを再生していくこと」だとおっしゃいました。このクリエイティブな発想が、現在の同社の価値観の根源となっています。
なぜホームページを制作、またはリニューアルしたいと思われたのか。それをお聞きすると、多くの場合「売上を上げたい」か「求人の応募につなげたい」か、またその両方か、であることがほとんどです。とはいえもう少し厳密に考えると、やはり企業ごとに課題や状況は異なるため、ピッタリの戦略にカスタマイズしていくことになります。
例えば同じ「売上を上げる」にしても、宿泊業のように「ネットで直接購買につなげられる業種」と、製造業のように「営業担当にバトンを渡す業種」では、とる戦略が異なります。前者はネット予約画面での訴求がやはり重要になり、後者はいかにお問い合わせや資料請求等につなげられるかがポイントになります。出口を意識し、ホームページの目的・目標を設定することが大切です。
「自社を知って欲しい」そう思うがあまり、多くのホームページでは自社の特徴を一生懸命発信されています。それが、意外と見込み客に届いていない…という事実があります。多くの場合、顧客が知りたいのは「私の問題を解決してくれるのかどうか」「私の欲求を満たしてくれるのかどうか」です。シンプルに、これに応えているホームページは、成果が上がるということです。
言葉にすると、ほんとに単純に聞こえてしまうのですが、これが結構難しい。ですので、私たちはアンケートやインタビュー技術を使って「お客様に直接聞く」ことを強く推奨しています。
上記の例、シオノ鋳工様でも、工場長が1件1件顧客に電話をかけ、直接インタビューによって情報を引き出されました。その結果、シオノ鋳工は「他社よりも品質と納期回答が正確」だということが分かり、そのお客様価値を発信することで成果に結びつけていきました。
そもそも「ホームページで仕事が取れる」という実感が無い、という経営者様が多くいらっしゃいます。一方で、制作後お客様から「ホームページで、こんなに変わるのか!」と驚かれることが、しばしばあります。
ホームページで成果を上げる場合、直感的&具体的に伝わることが重要で、つまり「ぱっと見て分かる」か「短い言葉で伝わる」かです。多くの企業ホームページでは、抽象的なビジュアル、抽象的な言葉を使いがちですが、これではイメージが沸かず、成果が上がらないことが多いのです。
上記の例、グリーンファームソーゴ様は、京都府の養鶏場です。同社の商品である卵は「黄身の色」を非常に重視しており、色が最大の武器でした。私たちは「皿の上に、卵だけ」というシンプルなビジュアルを考案し、黄身の色がより際立つことを目指しました。結果、ECサイトの売上も著しく増加しています。
ホームページ制作には一定の技術的セオリーがあります。以下は、ホームページ制作を考える上で中でも特に重要で基本的な項目を挙げさせていただきます。
Googleなどの検索エンジンで検索された際に、自社ホームページを上位に表示させるための技術の総称です。前述の例だと「鋳造」といったキーワードが検索されたときに「株式会社シオノ鋳工」のホームページが表示されるかどうか、ということになります。SEO対策について詳しくは、専門業者様であるミエルカ様のSEOに関する記事をご覧いただくと良いかと思います。
スマートフォン、パソコン、タブレットなど、画面サイズが異なる端末ごとに適切に表示されるよう、自動的にレイアウトやデザインを切り替える技術です。
関連してスマートフォンなどモバイル端末での閲覧を基準にコンテンツやデザインを設計する「モバイルファースト」という考え方もあります。
ホームページ全体で通信を暗号化し、第三者によるデータの盗聴や改ざんを防ぐ技術です。導入済みのホームページではURLが「https://」で始まります。もし「http://」で始まっている場合、セキュリティ的の問題に加え、Google等の評価が低くなる傾向があります。
※従来はSSL(Secure Sockets Layer)という暗号化通信技術が使われていたため、常時SSLという名称で定着していますが、現在では後継技術であるTLS(Transport Layer Security)が用いられています。
サイトを閲覧するユーザーが「使いやすく、分かりやすい」と感じるかどうかを表します。具体的には、各ページへ移動するためのナビゲーションメニューが分かりやすく配置されているか、操作は直感的に分かるか、ページの読み込み速度がスムーズであるか、などです。
他にも多々ありますが、まずは基本的な項目は最低限押さえられているかどうかが重要です。
弊社は京都府のホームページ制作、およびブランディングの専門会社です。弊社の制作の特徴をお伝えいたします。
中小企業経営者様はほとんどの場合、忙しい。だから、ホームページのことをじっくり考える時間がない、という方も多いと感じています。しかし、ホームページ制作業者は御社の仕事に関して、素人です。つまり単にホームページ制作を任せるだけでは、御社の価値は発信されないことになります。
このため弊社は、「御社の掘り下げをお手伝いし、顧客ニーズとマッチングする必要がある」と思いました。この御社と顧客のマッチング作業こそが、マーケティングです。多くの経営者様は、誰かに自社のことを「話す・語る」ことで、いもづる式に想いが溢れ出てくることが多く、そこから自社ならではの価値が見えてくることも多々あります。
私たちは深堀りした結果をもとに、後述する「独自のウリ」と結びつけて表現し、突破口を見出すことを重視しています。
USP®とは「独自のウリ」のこと。他社になく、自社にあって、お客様に求められる「価値」を一言で表したキャッチコピーやコンセプトのことを指します。弊社はそのUSP®を深堀り技術によって炙り出し、キャッチコピー化する認定パートナーとして活動しています。
上記の例は真空チャックと呼ばれる、空気の吸引によって物質を動かないように固定する製品のホームページです。様々な深堀り分析の結果、想定ユーザーとして、フィルムなどの極薄、極小の部品の固定に悩んでいる顧客が浮かび上がり、本製品なら安全に固定できることが判明しました。この事実をUSPキャッチコピーとしてまとめた事例です。
ホームページのデザイン面においては、重要な情報が過不足なく伝わることが大前提になります(実際には、カッコいいけど伝わらないデザイン、というのもよく見受けられます)。その会社が持つフィーリング、社風などが反映された「ふさわしいデザイン」というものがあります。仮にホームページを通じて商談や販売に移行した時に、ホームページと担当者とのイメージのギャップが少ないほうが商談がスムーズになるからです。
上記の例、株式会社ヤマモト様は、板金塗装・機械製造という業種、そして社長のキャラクターや社風から感じた「カッコいい、シャープ、明瞭、潔さ、にじみ出る力強さ」といったフィーリングから、直線+斜め線などを基調としたデザインを提案いたしました。
弊社のホームページ制作は、ブランディングの会社であるという専門性を活かして成果にコミットします。特にリーダーシップやコーチングの概念が入るのが特徴的だと思っております。
ホームページは、自社の強みや提供できる価値を「断言できる」ことが重要です。でも、経営陣のみなさんが自社の良さに確信が持てず、表現を無難にしてしまうケースは少なくありません。だからこそコーチングの技術で、自社が向かうビジョンに対する確信を持っていただけるように支援する必要があります。
一見関係無いようですが、実は上記の専門分野はすべてがつながっています。
以下では弊社のホームページ制作のサービスにおける、具体的な条件、対応状況をまとめました。
制作内容 | 費用の目安(実績ベース・コンサルティング含む) |
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コーポレートサイト | 100〜350万円 |
採用サイト | 80〜200万円 |
ランディングページ | 20〜50万円 |
ECサイト | 応相談 |
ホームページは性質上、制作のボリュームなどに応じて制作費が異なりますので、費用の目安にはかなり幅がございます。上記の金額には、単にホームページのデザイン制作、コーディング、公開作業といった基本的な作業だけでなく、御社の想い・価値・強みを深堀りし、突破口を見つける戦略のコンサルティング・コーチングが含まれております。
※コンサルティングの度合いは案件ごとに異なります。
弊社はホームページを制作させていただく業種を限定してはおりませんが、過去の傾向として、BtoB企業、特に製造業のサイト制作は複数実績がございます。実績については下記ページをご確認くださいませ。
弊社は京都府に拠点を置いておりますので、その周辺地域がメイン対応エリアとなります。ただし、東京をはじめ他の地域にも対応しており、限定はしておりません。
※2024年8月現在 順位は変動する場合がございます。
SEO対策をどの程度要するかは、制作案件によって異なりますが、抽象的なキーワードでも上位表示の実績がございます。こちらはご提案段階で、SEO戦略を仕掛けるべきかどうかを判断し、ご提案させていただいております。
戦略的なSEO対策がそれほど重要ではない、と判断する場合でも、基本的な内部対策(SEO対策を意識したホームページ制作時の技術的な対策)は必ず実施しております。
基本的なホームページ制作技術、セキュリティ面、バックアップ等にはすべて対応しております。
また、CMSとしてWordpressが主流ですが、特に指定や条件がない場合、Wordpressでのサイト制作を標準とさせていただいております。
写真・動画撮影 | 共に対応しており、写真撮影はセットとなるケースがほとんどです。 |
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ロゴ制作 | ストーリーと普遍的な理念を凝縮したロゴ制作を特徴としています。 |
キャッチコピー開発 | 独自のウリを凝縮した伝わるキャッチコピーを特徴としています |
WEB広告 | SNS、検索エンジンなどのWEB広告にも対応しております。 |
SNS連動 | Instagram、X、Facebook等との連動についても対応しております。 |
会社案内デザイン | ホームページの内容をもとに冊子デザインに落とし込みが可能です。 |
その他デザイン | 看板、社屋サイン、名刺、封筒、社用車ラッピング等にも対応しております。 |
トータルブランディング | 企業の方向性と社内浸透、ロゴ策定、デザインの一貫性を考慮した支援が可能です。 |
経営理念の策定 | 経営やブランディングの基礎となる理念の策定コンサルティングを行っております。 |
コンセプトの社内浸透 | コーチング・カウンセリング技術を用い、経営陣の考え方を社内に浸透させます。 |
弊社はブランディングの専門会社として、ホームページ制作以外にもトータルで支援させていただいております。
zoomオンライン打ち合わせでの制作進行も可能ですが、やはりホームページ制作には対面での打ち合わせが重要だと考えています。対面によるお客様の表情や声のトーン、空気感はもちろん、社風や現場の動きを肌で感じることが制作において非常に重要だと思っております。
御社内で更新作業が 可能な場合 | できるかぎり更新のしやすいシステム設計を施し、納品させていただきます。 |
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御社内で更新作業が 困難な場合 | 別途、保守契約のご提案をさせていただき、弊社が定期的な更新作業を代行いたします。 |
基本的に弊社は、お客様のランニングコストを最小限にするため、自社内での更新をおすすめしております。そのために更新のしやすいサイト設計を心がけています。
自社内での更新作業が困難なお客様や、継続的なサポートが必要な場合にはもちろん、保守契約によるサポートをさせていただいております。保守契約をいただかない場合でも、都度見積もりによるスポットでのご依頼も可能です。
ibさんは、自分らしさやシオノらしさに自信を持たせてくれる、そんな存在です。ホームページもシオノらしさがてんこ盛りで満足しています!
お世話になり10年経ちます。寄り添ってくれるから自信を持って経営ができます。判断が難しい場面でも本質に気づかせてくれる唯一無二の存在です!
ibの大江さんと藤原さんには、自社理念の再生をお世話になり、以降いつも大事な局面では的確なアドバイスを頂いております!
大江さんにはブランディングというものの本質を教えて頂きました。会社のホームページも大変好評で鼻高々です!
組合員企業のポータル制作の中で地域ブランド名「TANKI」が生まれ世界中からアクセス頂くようになりました。組合員の求人情報も多くの方に活用頂いています。
理念の再構築とロゴの一新をお世話になり、社員と協議を重ね素晴らしい理念が出来ました。また工場見学者も新しいHPから応募があり感謝しています。
私はこれまでホームページ制作に携わる中で、「いい商品を作っておられるのに日の目を見ていない」「明らかにまじめに頑張っておられるのに目立った成果になっていない」というケースに何度も遭遇してきました。そのたびに、忍びない思いでした。私自身も、一生懸命制作にあたれば結果に結びつくか、というとそうでもないことが多かったのです。
ですがお客様を「深堀り」をすることで「価値ある違い」に辿り着く、という道筋を発見してから、結果は劇的に変わりました。お客様の商品・サービスと、その顧客のニーズを結びつけるマーケティングの技術と、その唯一性を打ち出すブランディング。この2つの組み合わせは、中小企業のみなさんに貢献できる技術だと強く思っています。
御社の「価値ある違い」を世に浸透させ、お客様の自己実現のお手伝いができれば幸いです。