シオノ鋳工様のブランディングプロジェクトを共にさせていただいたご縁で、日本鋳造協会様の「若手経営者全国大会」にて、講演させていただく機会をいただきました。コロナの影響でオンライン開催となりましたが、皆様大変熱心で、学び成長しようという強い思いを感じました。シオノ鋳工様、日本鋳造協会の皆様に心より感謝申し上げます。
本講演は対象となる皆様がシオノ鋳工様と同じ鋳造の会社の方ということで、「ブランディングの説明をするよりも、シオノ様の事例をご紹介するほうが学びになるだろう」と考えました。このため、シオノ様と共に歩ませていただいた数年間を凝縮し、その取組とストーリーに基づいて、ブランディングというものを肌で感じていただく内容としました。
その中で、1つのキーワードを提示させていただいています。それは「好きか。」というもの。
自分の会社、自分の仕事、自社の社員のことを、好きかどうか。好きでなければ、愛していなければ、テクニックに頼った、形だけのブランディングになってしまうからです。
シオノ鋳工様は、様々な取り組みで、売上・利益アップや社員の意識向上など、多くの成果を上げておられますが、その根底にあるのは、やはり自分たちの会社が「好きだ」ということ。だからこそ、前向きなコミュニケーションが生まれ、次へのモチベーションも高まるのでしょう。
私たちはこの「好きかどうか」をブランディングの根幹と考え、自社を知り、もっと好きになるための活動をお手伝いさせていただきたいと考えています。