アイデンティティブランディング

全ての建築物は、電気で動いている。京都市の電気工事事業者様

京都市の電気工事事業者様の求人活動におけるブランディング、それに伴うウェブサイト制作の事例です。同社は、コスト面と、建物の居心地、両面のベストバランスを提案できることが強み。この部分を主眼に起きながらも、採用面を意識し、この仕事の価値を浮き彫りにすることに注力しました。

人手不足の中、採用が円滑に進んだ

今現在、社会はほとんどの企業が人財不足の状態です。中小企業においても自社の価値を「魅せる」形で発信することが重要になって参りました。

本案件は、ウェブサイトの全面リニューアルの案件ではありますが、その目的が「求人活動」に置かれています。学生、中途採用を含め、社風や働きやすさ、この仕事の意義と、会社の持つ独自の強みを前面に出していく施策です。このため、営業目的のウェブサイトとは異なり、社風を伝えるために実際の社員様の写真をふんだんに活用しています。

結果、求人に対して応募がない状態から、応募がとれる状況に進展いたしました。

仕事の価値を高める気づき

私たちは取材を続ける中で、気づいたことがありました。それは「ほとんどの建物は、電気で動いているんだな」ということ。

建物を建てる、建設会社様、建築会社様などの仕事と並行し、建物には「電気工事」が行われます。おそらく、電気が全く通っていない建物を探すほうが難しいのではないでしょうか。そういう意味では、建物は電気が通らないと「住める状態」「使える状態」にならない。

本事業所の仕事は、まさに建物が生きた状態になるよう「血を通わせる仕事」だと強く感じました。考えてみれば当たり前のことですが、その重要性を改めて知ることで、電気のありがたさを再確認できるのではないでしょうか。

私たちはこの点に着目し、この仕事の尊さを伝えることで、求職者のマインドに働きかけることを試みています。

実施内容

■ウェブサイト制作において実施した項目
企画・コンセプト設計/取材・分析/キャッチコピー開発
写真撮影(atelier-Loop 八木薫史さん、弊社)/文章原稿作成
ウェブサイトデザイン/コーディング

ウェブサイト

https://keihandenki.co.jp/

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