アイデンティティブランディング

愛着を、住まいにも。住まいのトミタ様

ブランディングに伴うプロジェクトコンサルティングや経営理念の作成、ロゴ制作など様々な面でお世話になった京都府京丹後市の工務店「住まいのトミタ」様の2度目のウェブサイトリニューアル事例です。ここ数年で、建てられる家の上質感を飛躍的に向上され、早くもリブランディングのためにウェブサイトを再リニューアルされました。

より明確になった「自然と住む」という価値観

トミタ様は人気の工務店としてどんどん成長される中で、家づくりに対するクオリティや上質感も大きく向上。冨田社長は日々、工務店経営者としての実践的な学びを繰り返される中で、提案したい家のあり方、暮らし方がより明確になってきたそうです。

その提案とは「自然と住む」というもの。京丹後市は海も山もある、自然豊かな町です。リビングに入り込む日差しの気持ちよさ、家の中を吹き抜ける風を感じながら暮らして欲しい。気密性の高い高性能な家はお金をかければ建てられるけど、それよりも、断熱などの性能は担保しながらも、窓を開けて心地よく暮らせる家のほうがいい。それが、社長が見出した価値観でした。この思いは以前からお持ちでしたが、それがトミタの中心的なコンセプトであり、家づくりにその価値観をさらに盛り込まれるようになっています。

2024年の秋には、このコンセプトを存分に凝縮したモデルハウスも完成しました。

本サイトでは、このメッセージをより明確に伝えるために、社長自ら制作された文も「設計思想」として掲載しています。

新ブランドアイデンティティ「愛着を、住まいにも。」

このサイトをリニューアルする前に完成していたのが、新しいブランドアイデンティティ「愛着を、住まいにも。」です。

通常、家への愛着とは、住んでいるうちにだんだん育っていくもの。場合によっては、愛着が持てず、ただの住居としての家も存在します。ところが、トミタさんの建築スタイルで家づくりが進んでいくと…お施主様は住み始める前に、すでに愛着が湧いているというのです。

トミタさんは以前と変わらず、お施主様の想いに全力で耳を傾け、Noと言わずに実現することを大切にされています。仮に予算等の問題でできないことでも、無下に断らずに代替案を提案する。そうやって文字通り「想いが形になっていく」ことで、自然と愛着が生まれてくるのです。

この「愛着」というキーワードは社長自ら出されたものであり、トミタのスタッフさん全員から醸し出されるメッセージとして、満場一致で「トミタらしい!」と決定しました。そして今後も、愛着の湧くような住まいづくりを進めていくという意思表示が込められています。

ごくシンプルに、装飾を最小限にとどめたサイトデザインの理由

本サイトは、デザイン的な装飾を、本当に最小限にしたごくシンプルなデザインです。背景に色をひく、イラストや図形等をデザイン的にいれる。様々な手法がありますが、ほぼ、使っておりません。これは、無駄な装飾を省いてトミタさんが生み出したファクト(実際に起きたこと)をダイレクトに伝えたいと思ったため、このように提案させていただきました。ここでいうファクトとは、写真にうつる「家そのもの」や「施主様の表情」です。それ自体が素晴らしいから、デザインに装飾はいらない、そう考えました。

実施内容

■ウェブサイト制作において実施した項目
企画・コンセプト設計/取材・分析/キャッチコピー開発
写真撮影/文章原稿作成
ウェブサイトデザイン/コーディング

■情報登録・更新システムの制作
施工実績・お客様インタビュー・家づくりのアイデア 更新システム
オープンハウス告知システム

ウェブサイト

https://t-tomita.jp/

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