着物の生地からさらに進化する丹後のシルク

３００年続く高級絹織物「丹後ちりめん」がさらに進化し、パリコレでのシルク生地採用等、丹後のシルク織物として世界へと動き始めています。従来は和装・着物の生地として発展してきた丹後の織物ですが、現在はその範疇にとどまらない活躍が見えています。

サイトのコンセプトそのものを「シルク」として提案

今回、丹後織物工業組合様のウェブサイトのリニューアルとして、膨大な情報を整理し、１つのサイトとして制作しました。本来であれば「組合のホームページ」とするところですが、グローバルへの発信を意識すること、BtoBビジネスとして広く知られる様になることを目的とし、コンセプトを設計しています。

そこで提案させていただいたのは、「シルクの総合サイト」を目指すこと。
このため、サイト名を「THE SILK」とし、和装の生地にとどまらない可能性と、根本的な技術の価値を伝えるブランドサイトとして制作しております。

生地データベースの制作

今回は最終的にBtoBでの取引量を増加させることが１つの目標だったため、単にイメージの世界に留まらない、具体的なビジネスに直結する情報が必要と考えました。このため「生地をデータベース化」することを提案。タイプ別に生地の絞り込みができ、その後徐々に登録生地を増やせるシステムを構築しています。