アイデンティティブランディング

「ブランド連想」で知名度アップ 製造業ブランディングVol.4

大江です。いつもありがとうございます!

こちらでは、製造業やメーカーを営む経営者様に、
御社の価値を世に浸透させるための原理原則と
方法をお伝えいたします。

今回は「ブランド連想」のお話です。

「餃子といえば」と聞かれて、瞬間的に何をイメージしますか?

この問いには多くの方が「王将」と答えるようです。

このように「◯◯といえば□□」と連想されるキーワードや
イメージのことをブランド連想と呼びます。

製造業を営まれる皆様は、まず上記の◯◯の中に御社名を入れてみてください。

「(御社名)といえば□□」ここにどのようなキーワードが入るでしょうか?

何だろう…?と悩まれる方、即答される方、様々かと思いますが、
このブランド連想がはっきりしているほど、御社が一体どのような企業であって、
どのような価値のある会社か、というイメージの浸透速度が格段に早くなります。

例えば「(御社名)といえば親切丁寧」というような抽象的な例がよく見られますが、
イメージこれだと御社らしい特徴がつかみにくいため、極力具体的な表現のほうが効果的です。

一例を挙げると「短納期」といったサービス面の切り口、
「金型レス」などの技術的強みの切り口、
「ポンプ部品」など主力製品の切り口など、様々です。

餃子の王将はここでいう主力製品を切り口としている代表例です。

ここで重要となるのは、王将は
「餃子だけを売っているわけではないが、餃子に絞り込んで発信している」ことです。

多くの場合、会社の全部を説明しようとして言葉が抽象的になりがちなのですが、
勇気を出して最も強みを発揮できるポイントに絞って発信することで、
ブランド連想はより強まることになります。

これはいわゆる「つかみ」に当たるものであり、
餃子以外も売っていることは自然と伝わるものです。

ブランド連想がはっきりしたものであるほど、記憶に残り易い。

つまり知名度アップの速度を早めることになります。

ぜひ御社の「つかみ」は何なのか?考えてみてはいかがでしょうか。

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