大江です。いつもありがとうございます!
今回は社員の「定着」について考えてみたいと思います。
まずは大前提から共有させていただきます。
今の時代、「1人ひとりの個性を大切にする」ことが必須となりました。
従来であれば、多かれ少なかれ「会社が決めたことに従わせる」のが
実社会における普通だったはずです。
ですが、現在そういった会社に魅力を感じる人は少なくなり、
そもそも採用ができない、採用してもすぐに辞めるといった現象が、
あまりにも多発しています。これは「1人ひとりの違い・個性を大切にする」
という前提が整っていないために起こることが多いのです。
もう一つの前提として、多くの人は人間関係が原因で辞めているということです。
もう少し具体的には「話しても理解してもらえない、受けとめてもらえない」
という理由から失望して辞めるケースです。
これも1人ひとりの違い・個性を大切にするという前提があれば、
個々の話をよく聞く、大きな包容力で許容した上で問題解決を考える、
といった文化が生まれやすくなります。
さて、こういった話をすると、多くの経営者さんやリーダーが
こういった反応をされます。
「だから、勤務時間は柔軟に選べるように対応している」
「だから、社員によっては手当をつけている」など。
もちろん重要なことですが、会社の制度を整えていればOKということではないのです。
制度や給与ももちろん大事だけど、それより前に大切なのは、
社員さんのメンタリティにおける「自己重要感&納得感」です。
極端にいうと、自己重要感、納得感が高い人は、仕事が多少
きつくても辞めることはありません。
具体的内容よりも、メンタリティが重要なのです。
だからこそ「話をちゃんと受け止めてくれる上司」は価値が高い存在になります。
まずは社員の話を受け止める意識を大切にしてみてください。