大江です。いつもありがとうございます!
こちらでは、製造業やメーカーを営む経営者様に、
御社の価値を世に浸透させるための原理原則と
方法をお伝えいたします。
今回は「キーカラー」のお話です。
ユニクロと聞くと何色を思い浮かべますか?
おそらく多くの方が「赤」を連想するでしょう。
主にロゴに使われている色が赤のみ、というところから、
カラー連想がしやすい代表的な企業です。
部品製造の分野においては「村田製作所」も同じく赤をロゴのカラーとし、
現在展開されている「ムラタチアリーダー」と呼ばれる技術力アピールの
キャラクターでも、赤が採用されています。
このように、その企業を魅せる際にキーとなる色のことを「キーカラー」と呼びます。
御社は自社の魅せ方において、一貫したカラー展開をされていますか?
つまりキーカラーを決め、その色がロゴ、名刺、会社案内パンフ、ホームページ、
社用車、封筒や帳票、ユニフォームやヘルメット、さらに追求するなら
事務所や工場にまで、一貫して「同じ色」があしらわれている、ということです。
もちろん、キーカラー1色で全てを塗りつぶすというわけではありません。
アクセントとして印象づける色、という意味で、必ず「同じ色」を使うことが理想です。
キーカラーは個人の好みで選定するのではなく、御社の理念、ビジョン、
価値観などを掘り下げ、そこから連想される色である必要があります。
御社は情熱の赤?誠実さの青?調和の緑?軽快さの橙?
さらには、同じ赤や青の中にも無限のトーンがあります。
ただし製造業においてキーカラーにする色は、特別な理由がない限りは、
鈍い色調は避けるほうが良いでしょう。
カラーは言葉などの意味を超え、見込み顧客の記憶に残す引き金として非常に有効です。
もしまだキーカラーを選定されていない場合、再度御社の思いを掘り下げ、
その姿勢に最も相応しいカラーを選定してみてはいかがでしょうか?