アイデンティティブランディング

「キーカラー」でイメージに一貫性 製造業ブランディングVol.5

大江です。いつもありがとうございます!

こちらでは、製造業やメーカーを営む経営者様に、
御社の価値を世に浸透させるための原理原則と
方法をお伝えいたします。

今回は「キーカラー」のお話です。

ユニクロと聞くと何色を思い浮かべますか?

おそらく多くの方が「赤」を連想するでしょう。
主にロゴに使われている色が赤のみ、というところから、
カラー連想がしやすい代表的な企業です。

部品製造の分野においては「村田製作所」も同じく赤をロゴのカラーとし、
現在展開されている「ムラタチアリーダー」と呼ばれる技術力アピールの
キャラクターでも、赤が採用されています。

このように、その企業を魅せる際にキーとなる色のことを「キーカラー」と呼びます。

御社は自社の魅せ方において、一貫したカラー展開をされていますか?

つまりキーカラーを決め、その色がロゴ、名刺、会社案内パンフ、ホームページ、
社用車、封筒や帳票、ユニフォームやヘルメット、さらに追求するなら
事務所や工場にまで、一貫して「同じ色」があしらわれている、ということです。

もちろん、キーカラー1色で全てを塗りつぶすというわけではありません。

アクセントとして印象づける色、という意味で、必ず「同じ色」を使うことが理想です。

キーカラーは個人の好みで選定するのではなく、御社の理念、ビジョン、
価値観などを掘り下げ、そこから連想される色である必要があります。

御社は情熱の赤?誠実さの青?調和の緑?軽快さの橙?
さらには、同じ赤や青の中にも無限のトーンがあります。

ただし製造業においてキーカラーにする色は、特別な理由がない限りは、
鈍い色調は避けるほうが良いでしょう。

カラーは言葉などの意味を超え、見込み顧客の記憶に残す引き金として非常に有効です。

もしまだキーカラーを選定されていない場合、再度御社の思いを掘り下げ、
その姿勢に最も相応しいカラーを選定してみてはいかがでしょうか?

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