アイデンティティブランディング

「キービジュアル」で印象的に 製造業ブランディングVol.6

大江です。いつもありがとうございます!

こちらでは、製造業やメーカーを営む経営者様に、
御社の価値を世に浸透させるための原理原則と方法をお伝えいたします。

今回は「キービジュアル」のお話です。

「結果にコミットする」で話題になったRIZAPですが、キャッチコピーの鋭さもさることながら、
やはりその決め手は「痩せる」というイメージが一瞬で記憶に残るシンプルかつ強烈なビジュアル。

企業の広告や広報に、適切なビジュアル=写真・映像・イラストは欠かせないものです。

最終製品を製造されているメーカーは別として、部品製造や特定のものづくり技術を
提供する製造業の会社においては、こういった印象的なビジュアルで企業イメージを
伝えているケースは少ないように感じます。

業界の文化かと思われますが、逆に言うと印象づけを効果的に行えば、
他の会社との差別化につながり、顧客や取引先に対して良い印象が伝わることになるでしょう。

御社では、ホームページやパンフレットに掲載する写真等のビジュアルに、
魂を込めているでしょうか?

なんとなく撮影された写真をウェブ制作会社や印刷会社に渡してはいませんか?

御社では自社の製品を、なんとなく適当に作ることはないはず。

写真などのビジュアル品質を高めることも同様です。

自社の価値、強み、特徴を伝えるためのビジュアルを、
丁寧なものづくりのように考えるということです。

御社の特徴は「技術」でしょうか?

では、日々営業している会社内で、御社の技術力を如実に表している
「一瞬」はどこでしょうか?

製造機器の操作ですか?顕微鏡でしか見えないミクロの世界ですか?

もし御社の特徴が「人」であれば、御社らしい人のイメージとはどんなものですか?
笑顔ですか?鋭い眼光ですか?それとも職人の手のアップや、お客様との会話でしょうか?

日常の中に隠れている、最も御社らしく特徴的なシーンはどこか?

一度社員さんや取引先の方々と、それを掘り下げる議論をされてみても良いと思います。

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