アイデンティティブランディング

企業に共感を生む「ストーリー」 製造業ブランディングVol.10

大江です。いつもありがとうございます!

こちらでは、製造業やメーカーを営む経営者様に、
御社の価値を世に浸透させるための原理原則と方法をお伝えいたします。

今回は「ストーリー」についてお話します。

さて、人は「共感」が生まれることで行動を起こす、と聞いて、ピンとくるでしょうか?

人は強制ではなかなか思うように行動してくれません。

それは、経営者が社員に向けて発信すること、
会社が顧客に向けて発信すること、両方に言えることです。

人は共感した事柄に対して協力しようと思うし、お金を出してもいいと思うのです。

それをブランディングにどのように活かせばいいでしょうか?

中小企業が共感を生むための1つの方法として、経営者と社員全員が
「なぜこの仕事をしているのか」のストーリーを共有する、という方法があります。

私の例だと、なぜブランディングにこだわるのか?です。

私は3歳の頃からアトピー体質で、自分の肌は他の人と違って醜い…
人は自分の見た目をどう思っているのだろう…といった意識で育ってきました。

人が何を思っているのか?が気になる性分なのです。

そんな中35歳の時、私はメンターに
「あなたはアトピーの人のヒーローになれる」と言われました。

それまでデメリットでしかないと思っていた自分の体質が、実は価値になる…
私はその時、自分がアトピーだったからこそ、人の気持ちや思いなどの
「内面」に敏感なのだ、という自分の性質に初めて気付いたのです。

このことから私は、経営者様や社員様の内面、思いにフォーカスし、
その人が真に成りたい姿に導いていくブランディングこそが
自分の使命なのだと結びついていきました。

このように、経営者の生い立ちや会社の歴史にフォーカスすることで、
なぜ今この仕事をしているのか?の本質にたどり着きます。

それは社員にも顧客にも響く共感のメッセージとなります。

ぜひ一度、自社の経営の背景にあるストーリーを掘り下げてみてはいかがでしょうか?

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