アイデンティティブランディング

お店の行く末を決める「看板」 個店ブランディングVol.1

大江です。いつもありがとうございます!

今回から、個店(個人経営の小規模なお店)を営む方向けに、
貴店の価値を世に浸透させるための原理原則と方法をお伝えいたします。

今回は、お店にとっては欠かせない「看板」についてのお話です。

思うように集客できない、客離れが進んでいるお店では、
まず真っ先に「看板が正しく機能しているかどうか」に着
目していただきたいのです。

正しく機能させるためには、
「貴店に訪れる顧客は、一体何を目的に入店しているのか?」を明確にし、
その目的が果たせる店舗であると伝わること、
そして離れた場所からも認識できることが大切です。

京都府北部の個人経営メガネ店の事例で、
従来掲げていた店頭看板の30倍以上の大きさの看板を設置し、
かつ顧客の「悩み解決」に焦点を当てたサインを掲示することで、
即集客につながった事例があります。

もちろん単に看板を大きくしただけではありません。

もともと同店の看板は小さく、かつ「何を満たしてくれるメガネ店なのか」
が分かりにくい実情がありました。

そこで、顧客の声を徹底的に分析し、同店に来ている目的は何か?を
整理していった結果、「顧客の悩みを解決してくれるお店」であるという
価値が浮き彫りになったのです。

具体的な悩みとしては目の見えにくさ、耳や鼻が痛い、まぶしい…などです。

同店では、大きな看板と合わせ、これらの「お悩み解決します」
という宣言を店頭にハッキリと掲示したことで、
量販店に流れがちだった顧客の獲得につながりました。

このように、看板は単に店舗名を掲げればいいというものではありません。
貴店の価値=お客様が貴店を利用する目的をハッキリを打ち出し、
認識してもらうための重要なツールです。

大昔に看板をかけたまま、そのままになってしまっていませんか?

今のニーズに合わせて、貴店の価値が伝わる看板への
刷新を考えてみてはいかがでしょうか?

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