アイデンティティブランディング

入りやすいお店の「賑わい性」 個店ブランディングVol.2

大江です。いつもありがとうございます!

こちらでは個店(個人経営の小規模なお店)を営む方向けに、
貴店の価値を世に浸透させるための原理原則と方法をお伝えいたします。

今回は、お店への入りやすさに大きく影響する「賑わい性」についてのお話です。

店先、および店内が殺風景だったり、季節感や旬を伝える情報に乏しいと、
店内に入りづらくなります。

中には「営業しているのかどうかさえ分かりにくい」店舗も見受けられます。

バーやスナック、整骨院、など、中が見えないほうが良い業種業態は別として、
多くの店舗では店先に賑わい性が重要です。

また、外から店内がどの程度見えるかを「透視度」と呼びますが、
地域密着で敷居の低いお店であるほど透視度を高く、つまり中がよく見え、
一定の賑やかさがにじみ出ることが必要です。
(単に派手にすればいいという意味ではありません)

店頭の賑わい性としては、店先への張り紙(個店なら手作りが望ましい)、
のぼり、A型看板、POP、商品を店先に出す、音楽が聞こえる、
など様々な手法が考えられます。

また、店内の雰囲気も重要で、気の利いた小物や壁飾り、
ディスプレイが適度に必要です。

小売店なら商品をただ陳列するのではなく、
魅せる置き方を考えるのも手です。賑わい性は難しく考える必要はなく、
まずは店主の好きなものから入れば良いと思います。

業種にもよりますが、写真が趣味の店主なら自分の写真を、
お花が好きな店主なら自分でアレンジしたお花を飾るなどを、
商品を邪魔しない程度に。地域密着の店舗は、
店主のキャラクターや人となりが伝わるのが基本ですから、
一般論に囚われず、ご自身が好きと思える店作りが重要です。

今、自分のお店を「好き」と思えていますか?

自分のお店に賑わい性、入りやすさが演出できているかどうかは、
自分ではなかなか分かりません。それはお客様に聞いてみるのが最良の道です。

「入りやすいか」「居心地はいいか」。

意見を聞くのは怖いことですが、客観的視点が未来を開きます。

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