大江です。いつもありがとうございます!
今回は「キャッチコピー」についてです。
多くの事業所が看板やチラシ、ホームページなどで
情報を発信するわけですが、残念ながら一般の消費者は、
1つの広告をまじまじと長く眺めてくれるわけではありません。
消費者の「興味の壁」をかいくぐり、広告の中身を
見ていただけるように促すのがキャッチコピーの役割です。
京都府にて新電力の販売を手がけるL店では、
小規模経営でありながら他社が手がけていない
新サービスをいち早く導入し、
インターネットを中心に契約を受け付けています。
同社のキャッチコピーは「京都の地域密着企業だから実現できました。
動力(低圧電力)の基本料金が関西最安値」とあり、反響を呼んでいます。
同社は当初、新電力乗換えのサービスを全般的に打ち出す予定でしたが、
詳しく掘り下げてみると、小規模事業所が使う「動力(低圧電力)」の
基本料金が通常の電力会社よりも圧倒的に安く提供できることが分かり、
打ち出し方を動力にのみ絞って発信することとしました。
もしここで新電力全般を打ち出そうとしていたなら、
数多くある大手の電力サービスの競争力に負けてしまい、
あまり反響が得られなかった可能性が高いと言えます。
このようにキャッチコピーは、「お客様に何のメリットがあるか」が一番重要です。
言葉のかっこよさを優先するコピーが見受けられますが、
小規模店舗ではあまり反響が得られないのが実情です
(もちろん、かっこいい言葉でかつ反響があればいいのですが)。
となると「キャッチコピーを書く」という目線よりも、
本質的にはやはり、そもそもお客様にとっての価値は何か?
を最大限考えることが良いコピーにつながるということになります。
多くの商品・サービスと比較して、ウチの何がお客様に喜ばれるだろう?
そんな目線で考え、一瞬で伝わるキャッチコピーを生み出したいですね。