アイデンティティブランディング

人材採用の基本ポイント 「人材採用」ブランディング Vol.1

大江です。いつもありがとうございます!

今回より経営者様向けのブランディング講座としてお届けして参ります。
最初のテーマは昨今、中小企業や個店を悩ませている「人材採用」についてです。

ここ最近「求人しても人が来ない」という声を、本当によく聞くようになりました。
そんな中、費用を抑えた求人活動としては、ハローワークに求人を出す、
求人雑誌やフリーペーパーに広告を出す、高校などに求人を出す、というのが一般的です。

少し、求職者の立場に立ってイメージしてみましょう。
求人票や求人広告などに、「機械操作の作業」「楽しい職場です」といった、
よく見かけるフレーズだけが書かれている状態で、
求職者は御社を積極的に「選ぼう」と思うでしょうか?

残念ながら他社と似たようなフレーズと雇用条件だけ書かれていても、
求職者は「自分に合った職場かどうか」を判断できない、というのが実情です。

ブランディングという考え方は、他社との違いを明確にし、自社の価値を高める活動。

価値ある会社だ、と「思ってもらう」ための活動です。
求人票1つとっても、ここは他の会社と違って「良さそう」と思ってもらうことは可能です。

そのためには自社の特徴や、自社独自の良さを言葉にできる必要があります。
つまり、実は求人活動も、営業活動も本質は同じ。

「自社の価値、自社商品の価値は何か」が明確になっていることが必要ということになります。
本記事でも継続してお伝えしていますが、自社独自の価値は何か?を
日々掘り下げ、明確にしている企業であるほど、やはり求人活動でも成果を上げることになります。

そのための自問自答は常にこちら。「なぜうちのお客様は、
他と違ってウチを選んでくれているんだろう?」

この問いかけの答えの中に、自社の価値が見えてきます。
とはいえ、営業活動とは違い、求人活動特有のアプローチはやはりあります。
次回以降は、人材採用における情報発信の方法について、具体的にお伝えしていきます。

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