大江です。いつもありがとうございます!
「人材採用」を目的としたブランディング。
今回はまず、「ハローワークの求人票」の書き方についてです。
求人票には、実に929文字もの企業PRを記入することができる、
とご存知でしょうか?
しかし多くの事業所が、簡単な職務内容と雇用条件を
書く程度にとどまっているのが現状です。
企業PRが書き込める欄は求人票の中に6つありますので、
順番に、何を書けばよいかの目安をお伝えします。
【①職種欄】は一瞬で仕事内容に興味を引くキャッチフレーズを明記します。
よく「製造ライン作業」などごく簡単な説明だけが書かれていますが、
ものづくりのスタッフであれば「◯◯ビルダー」とするなど、
職種のネーミングを工夫します。
【②仕事の内容】欄は抽象的に表現せず、仕事内容を徹底的に具体的に記述します。
具体的に明記することで求職者の仕事内容に対する不安を軽減するのが目的です。
【③事業内容】も例えば「部品製造業」といった抽象的な表現のみにせず、
ここでは自社の仕事が社会にどう役に立っているのか、を端的に表現します。
【④会社の特長】は、③を裏付けるため、顧客からの評価を記入するとよいでしょう。
例えば「新規開発にも柔軟に対応してもらえる、という声をいただいている」と
いったイメージです。
【⑤求人事項特記事項】には、面接や合否決定についてなどの基本情報のほかに、
例えば社風・会社の雰囲気であったり、昇給・昇進は何を基準にするかといった
ポリシー等を明記します。
他の会社に比べて優れている点を書くのがポイントです。
【⑥備考】ここには、経営者の強い思いを書いてください。
自分の会社をこれからどうしたいのか。社長が最も大切にしていることは何か。
どういう人と出会いたいか。
このようにたった6項目ですが、求人票1枚にエネルギーをつぎ込むことで、
自社の価値や強み等を振り返ることにつながります。