大江です。いつもありがとうございます!
読者の皆様から寄せられたご質問に回答させていただきます。
(北近畿経済新聞コラム)
Q.
SNSを使って広報活動をしていきたいのですが、
何を発信すればいいでしょうか?
(丹後の自動車販売業より)
A.
発信内容には様々な切り口があります。
会社での「仕事中の風景」や、商品情報(1台の車でも様々な
機能や特徴1つ1つにフォーカスして掘り下げるとネタが増える)、
経営者としての自分の考えを発信する、写真を重視でハッシュタグを
つけて発信する、車を取り巻くライフスタイル、楽しみ方を発信する…など。
ただし発信内容は「ご自身にとって得意な方法」を選んでください。
義務感で発信している内容はほとんど反応が得られません。
適正を判断する1つの視点として、ご自身が言語派か、
感覚派か考えてみましょう。
文章が書けないという方でも、写真にこだわる発信なら意外に
得意なこともあります。
その場合は、いわゆる「映え」を意識した写真にこだわり、
Instagramを中心に展開、Facebookには自動連動で発信できます。
日常の風景の中で「映える」瞬間を見つけ、少しだけ車が
写り込むように撮る、という程度でもいいと思います。
言語派の方は商品の特徴、お客様メリットを1つ1つ掘り下げて
文章にしながら、それに対応する写真を撮影し、Facebook等で
発信するのもいいでしょう。
避けていただきたい事が2つあり、1つは「日記」になってしまうこと。
ビジネスでのSNSは、日記的な食事の写真や身内ネタ等は避け、
極力事業内容に関係する発信をする事が大切です。
もう1つは、ニュースがあるときだけ発信してしまうこと。
仕事でSNSを使うと、会社にとって新しい出来事だけを発信しがちです。
御社のことを知らない人にとっては、御社の当たり前の中に
新しい発見があります。
ニュースだけでなく、日々の仕事を1つ1つ丁寧に掘り下げて
発信することが大切です。
そうすれば、徐々に御社の存在が人々の記憶に定着していくことと思います。