アイデンティティブランディング

「SNS発信は適正を意識する」 質問コーナー10

大江です。いつもありがとうございます!
読者の皆様から寄せられたご質問に回答させていただきます。
(北近畿経済新聞コラム)

Q.
SNSを使って広報活動をしていきたいのですが、
何を発信すればいいでしょうか?
(丹後の自動車販売業より)

A.
発信内容には様々な切り口があります。

会社での「仕事中の風景」や、商品情報(1台の車でも様々な
機能や特徴1つ1つにフォーカスして掘り下げるとネタが増える)、
経営者としての自分の考えを発信する、写真を重視でハッシュタグを
つけて発信する、車を取り巻くライフスタイル、楽しみ方を発信する…など。

ただし発信内容は「ご自身にとって得意な方法」を選んでください。
義務感で発信している内容はほとんど反応が得られません。

適正を判断する1つの視点として、ご自身が言語派か、
感覚派か考えてみましょう。

文章が書けないという方でも、写真にこだわる発信なら意外に
得意なこともあります。
その場合は、いわゆる「映え」を意識した写真にこだわり、
Instagramを中心に展開、Facebookには自動連動で発信できます。
日常の風景の中で「映える」瞬間を見つけ、少しだけ車が
写り込むように撮る、という程度でもいいと思います。

言語派の方は商品の特徴、お客様メリットを1つ1つ掘り下げて
文章にしながら、それに対応する写真を撮影し、Facebook等で
発信するのもいいでしょう。

避けていただきたい事が2つあり、1つは「日記」になってしまうこと。
ビジネスでのSNSは、日記的な食事の写真や身内ネタ等は避け、
極力事業内容に関係する発信をする事が大切です。

もう1つは、ニュースがあるときだけ発信してしまうこと。
仕事でSNSを使うと、会社にとって新しい出来事だけを発信しがちです。
御社のことを知らない人にとっては、御社の当たり前の中に
新しい発見があります。
ニュースだけでなく、日々の仕事を1つ1つ丁寧に掘り下げて
発信することが大切です。

そうすれば、徐々に御社の存在が人々の記憶に定着していくことと思います。

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