アイデンティティブランディング

「BtoCにInstagram」 質問コーナー12

大江です。いつもありがとうございます!
読者の皆様から寄せられたご質問に回答させていただきます。
(北近畿経済新聞コラム)

Q.
今までBtoBが中心の事業でしたが、新たにBtoCの自社製品を開発し販売していきます。
動画や画像を投稿する様々なSNSが普及していますが、企業がブランディングに
活用する上で特に有効なSNSは何ですか?
(中丹の製造業より)

A.
BtoC製品ならInstagramが最も外せないSNSとなります。
現実的な方法としては、Instagram+Facebookを連動で発信する方法がいいでしょう。
Facebook上で専用の「Facebookページ」を作成し、Instagramと連動設定をしておくことで、
Instagramに投稿したら自動的にFacebookに投稿されるようになります。

Instagramはまず、SNSとしての成長率が高いこと、そして「個人の趣味趣向」が
強く現れるSNSであるため、BtoC商品を持つ企業にとっては強いSNSです。

また、写真主体なのでイメージづくり・ブランディングに向いていると言えます。
その他のSNSもそれぞれに利点がありますが、今から始められるならInstagram+Facebookが
比較的導入しやすいでしょう。

Instagramは写真が重要なメディアで知られていますが、それと同じくらい、
ハッシュタグの付け方が重要になります。
ハッシュタグとは、発信した記事・写真に関連するキーワードにハッシュマーク
(#記号)をつけたもので、Instagramなどのユーザーはそのキーワードで自分の
興味関心のある記事・写真を検索します。

適切なハッシュタグがついている場合、未知の第3者に御社の投稿を
知ってもらえるきっかけになります。

例えば製品が「鍋」であった場合、ハッシュタグに「#鍋」とつけるわけですが、
これだけだとユーザーの興味関心に迫るにはまだまだ抽象的です。
もしその鍋がアウトドアで使えるようなものなら「#アウトドア
#アウトドアごはん #キャンプ」などの関連するハッシュタグが考えられます。

機能性が高く、家事が楽になるような鍋であるなら「#時短料理」
などのタグも考えられます。

つまりは、製品の価値がどこにあるのか?を掘り下げることが、成功の鍵となります。

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