アイデンティティブランディング

「面白い会社であること」 質問コーナー15

大江です。いつもありがとうございます!
読者の皆様から寄せられたご質問に回答させていただきます。
(北近畿経済新聞コラム)

Q.
将来を見据え若い人材の採用したいのですが、
なかなか応募がありません。
ホームページやSNSで自社のイメージアップを図っていますが、
「仕事が大変そう」という先入観があり、敬遠されるようです。
自社や仕事の魅力を若い人に効果的に伝えるには
どうすればいいでしょうか?
(丹後の建設業より)

A.
正確にはウェブサイト等を拝見する必要がありますが、
ひとまずポイントをお伝えします。

まずウェブサイトでは
①社員の「いい表情」が見える力強い写真が掲載されている
②仕事の社会的な意義、自社がなくてはならない理由が明確である
③働きやすさが明確である この3点は必須項目になります。

若い世代は金銭よりも自分の生活スタイル、好みや価値観で仕事を
選ぶ傾向があります。
中でも社会的に意味のある仕事をしている会社は注目されやすいと言えます。
また、週休2日制などはもちろん、自分の時間と仕事を両立できる
会社であるアピールは重要です。

SNSでは、実際にされている仕事の中で「面白さ」に着目して
発信することがポイントです。
ただ仕事を説明するだけでなく、ワクワクするポイント、
やりがいを感じるポイントにぐっとフォーカスして伝えるといいでしょう。
この時も、社員の「いい表情」は大切です。

最後に本質的な部分です。まず建設業は仕事が大変そう、と敬遠されている、
というのは、傾向としてはそうかもしれません。
しかし、すべての人がそう感じるのでしょうか?世の中の若者全員を採用する
必要はありませんので、合う人だけを呼び寄せればいいということになります。

実際、20代の若者で、建設業が面白そうだからということで選んだ、
という人と会ったことがあります。
「いかに面白い会社にするか」という意識が人を呼び寄せる根本であり、
そのパワーは3Kというイメージさえ払拭します。

建設業を選んでもらうというより、御社を選んでもらう状況を目指したいですね。

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