大江です。いつもありがとうございます!
読者の皆様から寄せられたご質問に回答させていただきます。
(北近畿経済新聞コラム)
Q.
若い人材を採用したいのですが、地元に若者が少ないためか、
なかなか応募がありません。一方、都市部にU・Iターンを
希望する若者がいますが、「丹後には仕事がない」
というイメージがあるようです。
人材を確保するには、どのようにPRするべきでしょうか?
(丹後の小売業より)
A.
切実な課題だと思います。こちらでは基本となる部分をお伝えいたします。
採用のPRで必須なのは
①ウェブサイトに採用専用ページを制作
②ハローワークほか求人票の書き方を徹底的に掘り下げ です。
これに加え、③SNSでの発信(求人専用SNS)も加えると最適です。
3つのツールは異なるものですが、基本的に発信する
内容の本質は同じとお考えください。
最重要ポイントは、ウェブ・SNSに今働いている人の、
いきいきとした表情が見える写真or動画が掲載されることです。
可能な限り、若い方をフィーチャーし、美しい写真を掲載してみてください。
そして3つに共通する、掲載するべきコンテンツは以下です。
①その仕事の価値(第3者から見てどういう意味がある仕事なのか)
②仕事内容とその面白さ
③募集している理由
④募集資格・必要なスキル(資格や経験など)
⑤会社の特徴
⑥社風、社内の雰囲気
⑦働き方関連(休日・勤務時間・残業など)
⑧勤務環境(空調や更衣室など、働きやすさに関わるもの)
⑨先輩との関係(困ったら教えてもらえるかどうか、など)
⑩社員の定着率、平均年齢など(特筆できるなら)
⑪入社後の未来像・キャリアモデル・昇進など
⑫業務以外に取り組んでいること
⑬会社の将来性
⑭自社の仕事に対するリアルな想い
主には以上です。
ここでは詳細にはお伝えできませんが、まずは上記1〜14の
項目を1つ1つ掘り下げ、発信するだけでも前進するはずです。
ウェブでの発信はもちろん、ハローワーク求人票には約930文字の
文字が書けますので、これも有効に活用してみてください。