アイデンティティブランディング

「観光目線と結びつける」 質問コーナー23

大江です。いつもありがとうございます!
読者の皆様から寄せられたご質問に回答させていただきます。
(北近畿経済新聞コラム)

Q.
地元客が中心ですが、観光客にも来てもらいという思いがあります。
「地元の魚」を売りにしているので観光客の需要はありそうですが、
店が地元でしか知られていないのが現状です。
どのように情報発信するべきでしょうか
(丹後の飲食店より)

A.
ここではまず基本の内容をお伝えしたいと思います。

①Googleマイビジネスの活用 もしGoogleマップにご自身のお店の
登録がまだでしたら、まずは登録し、写真、紹介文、
ともにできるだけ濃い内容を掲載してください。

②SNSとハッシュタグ SNS発信の内容とハッシュタグはかなり重要です。
ハッシュタグは最大30個書き込めますので、ほぼ上限に近いくらい、
関連のタグを考えてみてください。観光を意識するなら、
観光客が「目的地とする場所」「目的とするコト」のハッシュタグになります。

例えば立岩や屏風岩、経ヶ岬灯台、日本海、海水浴、釣り、
場合によってはフルーツ狩りなど。
観光のついでに立ち寄る飲食店、という位置づけでたくさんの
タグを考えます。
また、文章の中に、例えば「立岩から車で◯分」などの情報も有効です。

③写真のシズル感・ライブ感 地元の魚が売りの場合、
魚の写真が登場すると思いますが、基本的に飲食店の写真のメインは
「料理」「食べる時の目線」を中心にする必要があります。

刺し身なら盛った状態で鮮度が伝わる光沢感がある、
焼きものなら実際に焼いている途中の煙や湯気、焦げ目のついた様子など。
写真を見て多くの人が「おいしそう」と感じるかどうかが重要です。

④提供するメニューの軸を決める 「海鮮丼」など「何が食べられるか」が
わかりやすい看板メニューが必要です。もちろん海鮮丼でなくてかまいません。
その時々の旬の魚が食べられる、というのも価値なのですが内容が
イメージしにくいという問題があります。

看板メニューを1つ、はっきりさせてSNSで発信してみてください。

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