アイデンティティブランディング

仕事内容を丁寧に伝える 「採用と定着」 Vol.2

大江です。いつもありがとうございます!

まず最も基本的な「仕事内容を伝える」ことについて。

そもそもですが、仕事内容を丁寧に伝えるだけで
求人応募の確率はアップします。

求人票にしても、自社ウェブサイトやSNSにしても、
「やってもらう仕事」について詳しく説明されていない
ケースが多いようです。

求人を出す企業側は当然、自社の仕事をよく分かっていて
「当たり前」になっています。
当たり前化してしまった事は言葉にしないことが多いので、
仕事内容の説明がざっくり、抽象的になってしまいがちです。

例えば「機械を使って金属を切削する作業」と表現したとします。
これだけの表現でも、機械金属業界の方ならイメージできるでしょう。

しかし他の業界の方はどうでしょうか。
どんな仕事をするか、鮮明にイメージできる方は少ないと思います。
言葉やビジュアルはできるだけ具体的に、「素人にも分かるレベル」
で伝える必要があります。

経験者の募集だからその必要はない、と思われるかもしれません。
しかし業界経験者であっても「御社で働くことは初心者」です。
どんな会社でどんな仕事なのか、具体的に説明しておけば
安心して応募できます。

具体的に伝えるコツは「仕事を分割する」ことです。
やってもらう仕事をまず大きく5つに分けて箇条書きにします。
その5つの仕事それぞれに対し、作業の特徴を3つずつ
箇条書きにします。

これで、仕事の内容を小分けにした項目が15項目できます。
この15項目の中から、特に特徴的なものを厳選し、
求人票や自社ウェブサイトなどに記載します。

ハローワーク求人票の「仕事の内容」の欄に、
隙間ができないくらい具体的に仕事が説明してある、
ということをイメージしてみてください。
必ずしも文字数の問題ではありませんが、一つの目安にはなります。

求職者は、どんな仕事をさせられるのか、不安を持っています。
ぜひ不安を払拭できるよう、丁寧に伝えてみてください。

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