大江です。いつもありがとうございます!
今回は求職者にとって関心が高い「残業」についてです。
働き方改革の流れもあり、残業したくないという
働き手は増加傾向にあります。
つまり「残業が少ない会社」と情報発信できれば求人に有利、
という図式は一定成立します。
業種的に難しい事業所もあるとは思いますが、
残業を無くす=生産性を上げる、ということにほかなりません。
生産性アップの観点はいくつかありますが、
1つは「無駄な仕事を削除する」ことです。
その代表例は「会議」です。
まずは「この会議、無くせないか?」と
シンプルに考えてみてください。
毎週◯曜日とか、月1回、とか、定例になっている会議は特に、
いつのまにか「会議をすること自体が仕事」になっており、
何のための会議かという意義が薄れている場合も少なくありません。
2時間の会議を持たなくても、朝5分の申し送りを
こまめにやれば済むかもしれません。
他にも稟議などがあります。稟議書というほどのものがなくても、
上司の許可をとらないと動けないケースは多いだろうと思います。
すべてを勝手に判断させるわけにはいきませんが、
社員が考えて行動すれば済むようなことも、
上司の判断を仰がないと次に進めないということは少なくないでしょう。
権限委譲し、正しく判断できるようになる「判断基準」を決め、
基準を教育すれば生産性は格段にアップします。
他にも、モノを取りにいくのに無駄に移動をしているなど、
よくよく考えてみれば意味がない行動、というのが
どこかにあるはずです。
働き手にとって「意味が感じられない仕事」を
減らすプロジェクトを本気で取り組み、この取り組み
自体を発信すれば求職者にとっても魅力的に見えるはずです。
もちろん中には「もっと仕事してお金を稼ぎたい」
という人もいますので、そういう人にはより多くの、
意味のある仕事を任せる仕組みがあればいいでしょう。
最終的には「それぞれに合った働き方」を実現できることが重要です。