大江です。いつもありがとうございます!
社員にとって働きやすい環境を常に「更新し続ける」ことは、
求人面でも定着面でも非常に有効です。
現代の働き手は「自分に合っているかどうか」で
働く会社を選んでいます。
社員のニーズを汲み取り働く環境を改善し続けることが、
働き手にとっての「自分に合った職場」につながります。
注意しないといけないのは、経営者や役員が思う
「社員のため」のイメージと、社員が思うニーズとは、
必ずしも一致しないということです。
社員を思い、よかれと思ってやったことが、
実は社員の思いとズレていることも少なくありません。
常に社員が想いを話せる環境をつくり、それを受け取る
姿勢が経営者には求められます。
そもそも経営者と社員の間にミゾがあり、言いたいことが
言えない状態だと、ニーズを汲み取ることも難しいわけです。
職場環境や働き方を柔軟にする例として、
フレックスタイムの導入や希望によっては
テレワークOKなど一般的な事例は多くあります。
その他にも、ある会社では社員のニーズにより、
従来無かった女性専用トイレの設置を行いました。
また別の会社では、社員専用の託児所を社内に設けた例もあります。
トイレや託児所の設置が必ずしも良いという意味ではありません。
その会社には「ニーズ」があったから導入したのです。
御社の社員さんには、特有のニーズがあるはずです。
場合によっては、この場所にイスが欲しいだとか、
些細なことかもしれません。
些細なことでも、社員の望みが形になることは喜びにつながり、
会社への貢献意欲につながります。
そしてこれらの積み重ねが会社の情報発信に生かされ、
求人にも有利に働くわけです。
日々働く中での小さな困りごとや、ちょっとした要望、
もっとこうだったらいいのにと思うこと。
これらを継続的に聞き、汲み取っていきましょう。
いつのまにか、社員が他の人に紹介したくなるような職場になるはずです。