大江です。いつもありがとうございます!
さてこれは会社経営だけの問題ではなく、人の人生全体に関わる根源的なお話です。
モンスター社員と呼ばれるような、会社の空気を乱したり、悪い影響力を持っている社員。
頭が痛い問題ですが、なぜそういう社員は存在するのでしょうか。
大前提として知っていただきたいことがあります。
それは、こういった困った社員ほど「心に深い痛みを抱えている」という事実です。
昔から「三つ子の魂百まで」という言葉がありますが、私の経験によると、
多くの場合3〜9歳くらいの幼少期に心に傷を追った人は、大人になってからも
その痛みを引きずっています。
代表例は、子供の頃、父親または母親がとても厳しく、お前は◯◯だ、
といったような否定的な言葉を何度も聞かされたケースです。
ひどい場合には家庭内暴力があった人もいるでしょう。
親だけでなく、祖父母や学校の先生の影響かもしれません。
こういった経験は、大人になると「意識的には」忘れてしまいます。
しかし人間の潜在意識はそう単純ではなく、多くの場合”死ぬまで”引きずるのです。
そしてこの痛みは、無意識のうちに”誰かにコピーしてしまう”性質を持っています。
子供の頃に屈辱感を受けた人は、自分より下の人間に屈辱感を味わわせるような行動をとる。
劣等感を抱えた人は、自分より下の人間の能力の低さを指摘する。
これが、モンスター社員の正体です。
困った社員がいたとして、実はその人も、何らかの痛みを抱えているかもしれない。
そう思うと、単純に否定するのではなく、しっかり向き合った対話が大切だという
気持ちになりやすいのではないでしょうか。
実際、本当に痛みを抱えているとすれば、否定すればするほど逆効果。
その社員が本当の意味で幸せになるきっかけを遠ざけてしまうのです。
相手のプライベートに入り込むのは難しい面もありますが、
相手を「想う」ことはできると思います。
その姿勢が、よい対話への第一歩です。



