大江です。いつもありがとうございます!
前回は「コアの想い」のヒントを探る方法をお伝えしました。
今回は、さらにその解像度を高めるために、エネルギーの源泉となる
「好きの本質」について考えます。
経営者の方と対話していると、趣味の話から経営のヒントが見つかることがよくあります。
しかし、ここで注意したいのは「釣りが好き」「車が好き」といった事象そのものは、
本質ではないということです。
大切なのは、その中にある「○○がないと、自分にとってそれは面白くない」という、
外せない要素は何かを特定することです。
例えば「釣りが好き」という方が三人いたとします。
一人は「仮説を立て、それが検証される瞬間」に最も興奮し、 一人は「自然の中で、
誰にも邪魔されない静寂」を何より大切にし、 一人は「道具を極限までチューニングし、
機能を追求すること」に喜びを感じる。
この「検証」「静寂」「追求」といった要素こそが、その人にとっての「好きの本質」です。
もし釣りにこれらの要素がなければ、その人は途端に釣りに飽きてしまうかもしれません。
以下の質問に答えてみてください。
質問:過去、繰り返し没頭したことは何でしょうか?
その中から「これを外したら面白くない」と感じるポイントは?
趣味、遊び、あるいは仕事のプロジェクトでも構いません。
二つ、三つと挙げてみたら、それぞれの「外せない要素」を考え、それらを並べて眺めてみます。
すると、不思議と共通点が見えてくるはずです。「バラバラなものを一つにまとめるのが好き」
「仕組みの裏側を解明するのが好き」「停滞している空気を動かすのが好き」など。
一見バラバラに見える「好き」の背後にある共通の動詞。
これこそが、あなたの経営スタイルを支える真のエネルギー源です。
この本質を外さずに取り組めば、経営は「外側の正解に合わせるもの」から、
自分の性質に沿った「自然と湧き出るもの」へと変わります。そしてこの自然なエネルギーが、
社員を含め人を惹きつけるのです。



