大江です。いつもありがとうございます!
「社員の根源的な痛み」を受け入れ、導くということ。
社長は、会社内の誰よりも社員を理解する必要があり、
それには大きなエネルギーが必要です。
だから「社長は孤独」なのだと私は思います。人材難とAIの時代。
異質なものを受け入れる力が経営を大きく左右する時代になってしまいました。
ではこの難しい現代において、社長自身の心のエネルギー源は
どこに見い出せばいいのでしょうか。
今月からは、採用と定着はもちろん、永く続く経営に不可欠な
「社長のアイデンティティ」に焦点を当てていきます。
採用難や離職の悩みには、実は社長自身の自己理解が大きく関係しています。
社会や周囲の情勢に振り回されることなく、自分自身の本来の想い、
価値観、美学、魅力、役割というものを全うしている社長なら、
その信念が会社全体に貫通しているはずです。
そのブレない信念が、会社に一貫性と強いメッセージを作ります。
実はこれがブランディング(会社の価値向上)の本質です。
私は、一人ひとりが持つ根源的なエネルギーの源泉を「コア」と呼び、
そこに「好きなこと・得意なこと・求められること」という観点を融合させ、
アイデンティティを発見することをおすすめしています。
アイデンティティは人生の各ステージで変わっていくものですが、
その中でも、一生揺らぐことのない本質的な自己のことを
「The Identity(ジ・アイデンティティ)」と呼んでいます。
例えば私自身のThe Identityは「誇りを引き出す人」としています。
社長はもちろん、社員さんにも誇りを持って生きてもらいたい。
これは私の根源的な想いであり、生きる目的です。
「自分は何者か」という旗印が己の深い部分と繋がっているとき、
経営には強い磁力が生まれます。
社長の背骨が一本通っているからこそ、社員は心理的安全性を感じ、
この人と共に歩もうという覚悟が決まります。
次号からは、この「The Identity」をどう見つけ出し言語化していくのか、
考えていきたいと思います。



