大江です。いつもありがとうございます!
結局は多くの人が、お金が原因で夢をあきらめるのかな。と、ふと思ったことがありました。
ちょっと前なんですが、とあるカフェで隣に座っていた女子二人組が話しているのが聞こえてきました。
そのうちの一人は、漫画とか、絵を描いていたいけど、漫画で売れる人は一握りだし、アニメーターは給料がものすごく安いらしい、とかで「それでは生きていけないから」ということでしょうがなく就職した、とのこと。
もちろん、現実はその通りだろうし、簡単なことではないんだと思いますが、もし、お金の心配が全く無いなら、たぶん彼女は、絵を描いてるんだろうな。
売れるか、売れないかの前に、絵を描くことが好きだったら、とりあえず描くだろう。心配ごとがなければ。
でも、ちょっと待てよ?
就職せずに絵を描いていたら、本当に生きていけないんだろうか?
たぶん、少なくとも日本でなら、バイトしながらでも絵を描くことはできるんだろうと思います。もちろん、そのうち絵で収入が得られるようになるかもしれない。
だけど、そうはせずに、就職する。そう考えると、実は夢とか想いを諦める要素というのは、お金というだけではないってこと?
・・・要するに、
たぶん、これって、お金が持つ呪縛みたいなものなんだろうなと思います。
一人前に稼がないといけないとか、ちゃんと働いてないといけない、とか、
だれもお金に執着が無いなら、こういう世論や常識そのものが生まれてこない気がする。
「バイトしながら夢を追いかけるなんて」
「まわりからどんな風に見られるだろう」
なんか、恥ずかしい気持ち、後ろめたい気持ち。
負けてるような、惨めなような、無駄なような。
常識がそうなってるわけだから、本当にそれでいいのかという葛藤とずっと戦わないといけない。
生き方の多くを、お金に邪魔される
私は、信じていれば夢は叶う!とか、バイトしながらでも夢を追いかければいい!みたいなことを堂々と言えるタイプではないんです。
ただ、それ以前に、お金の呪縛を乗り越えることは、多くの人にとって重要なことだなとよく思います。
お金にとらわれすぎると、お金の稼ぎ方の選択肢がどんどん狭くなってしまうし、
商売をする側でいうと、仕事の仕方がどんどん凝り固まってしまう。
そこらへんのカンがいい人は、いきなり起業してやりたいことをやってしまいます。
それをはたから見たとしても、センスや能力がある人だからできることなんだ、という思い込みにはまってしまい、自分の可能性は見えなくなってしまいます。
子供の頃、将来の夢を考える時間はあっても、お金の稼ぎ方や、なぜお金というものはいただけるのか、という本質を教わることはあまりないでしょう。
わりと、自分の生き方のいろんなことを、お金に邪魔されているように思います。
入ってくるお金=提供した価値の質×量
入ってくるお金は、
提供した価値の質×量で決まる。
お金の呪縛を乗り越えることは、私自身もちょっとずつ乗り越えていきたいし、関わる皆さんとぜひ共有していきたい内容ですね。
きっと「難しい」と思う人のほうが多いのだとは思いますが・・・
あのカフェの女子も、もともと思い描いていた夢の形、そのものじゃないとしても、いずれ生きたいように生きられるようになってくれたら、、と思います。